●お迎え・お見送り(送迎)
●手洗いやうがい、排泄などの日常生活支援
●屋内・戸外での遊びの展開
●個別課題への取り組みの補助
●おやつの提供・補助
●日報の作成 など
障害を持った子供が自立できるように訓練する
障害を持った子供が自立した生活を送ることができるための訓練を行います。一人ひとりの特性を把握して療育プランを立て、保育士だけでなく他の指導員とカンファレンスをしっかりと行い課題を共有します。
子供たちは楽しく遊びながら、知らず知らずに課題をクリアする
そんな遊びの仕掛けを考えていくのが、しんがくどうの保育士としての醍醐味です。
適度なサポートをしつつできるだけ自分で行えるよう促すさじ加減が求められます。
創作や作業に関わる活動を補助する
それから創作や作業に関わる活動。こうした活動を通して子供たちの感性の発達を促すとともに喜びや楽しみ、達成感といったものを味わう機会を提供します。加えて共同作業を通して社会性・協調性を身につけさせる機会としても重要です。
孤立感・疎外感を感じないように配慮する
障害児はどうしても周囲に対して孤立感・疎外感を味わってしまうことが多いだけにこうした作業を通してそれを払拭していくのも大きな目的です。こうした仕事は保育士が得意とする部分ですが、ひとりひとりの障害の状態や精神状態にも配慮し、特別な配慮のもとで行っていくことが大事です。
地域交流の手伝い
もうひとつ、社会とのかかわりを重視した地域交流を行っている施設も多く、そのための準備も大事な仕事です。特別な行事なので日ごろの業務ではありませんが、障害児が社会とのつながりを持ち続けるためにもとても大切な仕事です。
14~15時くらいから送迎
まずは預かる子供の送迎。放課後に預かる場合には学校から送迎する形になります。時間帯は14~15時くらいから。
10時~13時はカンファレンスと準備・事務処理の時間となります。そのため残業はほぼありません。
16時くらいから集団活動を重視した遊びやレクリエーション
16時くらいからは集団活動を重視した遊びやレクリエーションを行います。こうした行為を通して社会性や協調性を身につけていくわけです。その際にも学童保育以上にひとりひとりへのケアが求められます。また保育士だけでなく指導員と協力して行っていくことも大きな特徴でしょう。
すべての予定終了後、ひとりひとりの自宅にまで送迎
そして1日のすべての予定が終了したらひとりひとりの自宅にまで送迎となります。この作業が終わったら、戸締りをして終了となります。基本的な業務内容は学童保育と共通していながら、障害を持つ子供を相手にする施設ならではの配慮や目的が1日の中に取り入れられているのが、放課後等デイサービスの大きな特徴です。
保育士が放課後等デイサービスで働く・転職するうえでの最大のメリットはやりがいを感じられる点でしょう。障害を持つ子供を相手にしてひとりひとりの保育を行うのは大変ですが、その分やりがいを感じることができます。
子供ひとりひとりと深く接する機会が多い
保育園や学童よりも子供ひとりひとりと深く接する機会が大きくなるのも魅力です。保育士としてのやりがいを何よりも重視している人にとってはよい環境となるでしょう。社会に貢献している、社会奉仕に携わっているといった満足感を得られるのもポイントです。
アットホームな雰囲気で働くことができる
規模が小さいためよい意味でアットホームな雰囲気で働くことができる点もメリットでしょう。ひとりひとりの子供に目が行き届かない、あるいはあまり来る機会がない子供もいるといったことが少なく、親密な雰囲気の中で子供たちと信頼関係を築いていくことができます。預かる子供の年齢層も広いのでよい経験にもなります。
働きながらキャリアアップの機会を窺える
機能訓練や集団生活などに関わるプログラムを指導員とともに取り組む機会があるため、将来的に指導員の分野にチャレンジしたいと思っている方にはよい経験を積むことができます。働きながら経験を積みつつキャリアアップの機会を窺うことができるというわけです。
安定した就業環境で働き続けられる
将来的にニーズの増大が期待できる分野でもあり、安定した就業環境で働き続けられる職場といえるでしょう。ニーズの増加に合わせて施設ごとに個性的なプログラムの実践を目指す動きが進んでおり、保育士ひとりひとりがそのスキルや知識を活かせる機会が増えている面もあります。