「しんがくどう」ではセラピストを中心に、各スタッフが利用児それぞれに合わせた訓練を行っております。
このページに記載されている訓練内容は、各々の評価を基にした、利用児の特性やレベルに合わせた訓練内容の一例であり、他児がここで紹介されているような特性があっても訓練内容が同じとは限りません。
※注 科学的な評価が取れず、紹介している内容の科学的根拠が理解できない方が真似をすると、お子様の誤学習や事故に繋がる虞がありますので、安易に取り扱わないようご注意下さい。
「しんがくどう」ではセラピストを中心に、各スタッフが利用児それぞれに合わせた訓練を行っております。
このページに記載されている訓練内容は、各々の評価を基にした、利用児の特性やレベルに合わせた訓練内容の一例であり、他児がここで紹介されているような特性があっても訓練内容が同じとは限りません。
※注 科学的な評価が取れず、紹介している内容の科学的根拠が理解できない方が真似をすると、お子様の誤学習や事故に繋がる虞がありますので、安易に取り扱わないようご注意下さい。
心の理論検査
①ボールの問題(サリーとアン課題):誤答
他者の視点に立って考えることができず、自分が見たまま答える。
②はさみの問題(スマーティ―課題):誤答
自分がいま知っている情報を伝えてしまう。
□OT訓練
(1)単語逆唱課題
道具:絵付き単語カード
内容:検査者が口頭で伝える単語を逆順で復唱させる
訓練開始:2枚のカード(時計、ネコ)を掲示
検査者:指差しをしながら「時計 ネコ」
子ども:指差しをしながら「ネコ 時計」
連続して正答していくことで1単語ずつカードを増やしていく
段階付け:2つの単語カードよりスタート。正答したら単語数を1つ増やす
(2)感覚識別課題
①触覚識別課題
道具:素材カード(ざらざら・つるつる・すべすべ・ふわふわ・凸凹)
内容:視覚を遮断する。触れた素材を答えてもらう
訓練の開始:準備・説明後
検査者:「今から素材を触れてもらいます。どの様な素材か教えて下さい」
子ども:「ザラザラしている」などと答える
段階付け:触れる素材を2つにして、触れた順番を覚えるなどを取り入れる。
②触覚と固有覚の識別情報と視覚情報の統合課題
道具:「〇・△・□・」など形の積木,厚さが異なるスポンジ,硬さが異なる物
内容:視覚を遮断する。「形,固さ,厚さ」に触れてどのような素材か答えてもらう
訓練の開始:検査者:「今から色々な形をした素材に触れてもらいます。
どのような形をしているか教えて下さい。」
子ども:「(触れた形に)角がとんがっている」と答える。
(3)赤青課題
道具:「赤」「青」のカード
内容:検査者が「赤」と指示すると子どもは「青」を指差す
訓練開始:検査者:「赤」
子ども:「青」のカードを指差す
段階付け:検査者の口頭指示の速度を速める
(4)ジャンケン課題
内容:検査者がグーを出す場合は子どもは「チョキ」
チョキを出す場合は、子どもは「パー」をだす
訓練開始:検査者:ジャンケン 「グー」
子ども:「パー」を出す
段階付け:検査者の口頭指示の速度を速める。
口頭指示と動作をかえる(例:チョキの場合は「グー」など)
(5)運動を用いた聴覚・視覚情報の注意の分散と集中運動機能の課題
道具:道具①~④
内容:ルール①と②を示す。
「赤は止まれ」「黄色は走る」「青は歩く」
「木は立つ」「犬は走る」「牛は歩く」「うさぎはジャンプ」を覚えてもらう
検査者の指示にあわせてポーズをとる
訓練開始
:検査者が③もしくは④から1枚選び順次提示する。
「絵」と言えば絵の動作、「色」と言えば色のポーズをとる
段階付け:慣れてくれれば絵を提示するスピードを上げていく
※注 科学的な評価が取れず、紹介している内容の科学的根拠が理解できない方が真似をすると、お子様の誤学習や事故に繋がる虞がありますので、安易に取り扱わないようご注意下さい。